2020.2.21
令和元年度福祉・介護職員合同入職式・研修会(第3回)
「FUKUSHI FILM FESTIVAL」開催しました!
ファシリテーター:LifeWork 代表 内海 慎一、トリニティカレッジ広島医療福祉専門学校介護福祉学科 学科長 吉岡 俊昭
■参加者:平成30年5月以降に新しく入職し、県内の福祉・介護施設,事業所で福祉・介護職職員(新卒・
中途は問わない)として勤務している職員
日時:2020年2月21日(金)
場所:広島県社会福祉会館 講堂(広島市南区比治山本町12-2)

2020年2月21日(金)、広島県社会福祉会館で、令和元年度福祉・介護職員合同入職式・研修会「FUKUSHI FILM FESTIVAL」を開催しました。

今年度の入職式・研修会では、コミュニティデザイナーとして活動する、LifeWork代表 内海 慎一氏とトリニティカレッジ広島医療福祉専門学校介護福祉学科 学科長 吉岡 俊昭氏をファシリテーターに迎え、3 回に渡り、福祉・介護の職場で働くための自身のあり方や考え方をお話してきました。今回はその総集編として、様々な事業所のメンバーで混同チームをつくり、「福祉の今」や「伝えたいこと」の動画を作り、発表するといった企画です。
さながら FILM FESTIVAL のように、レッドカーペットを通り、舞台にあがり、プレゼンテーションを行い、スクリーンで動画をみてもらう。このような体験はなかなかできるものではありません。緊張と達成感の入り混じる、とても充実した研修会となりました。
また、この研修会以後も積極的に動画作成できるように、動画制作はスマホを中心に行いました。これからの時代、福祉・介護業界も発信力が大事であり、利用者さんにもそのご家族にも動画を通して、施設での過ごし方を知ってもらるようになれば、より一層のコミュニケーションがうまれるのではないでしょうか?

ファシリテーターのLifeWork 代表 内海 慎一氏。研修中も聞きやすいトークと進行でみんなをリラックスさせています。
この日は途中参加となった吉岡 俊昭先生。
最後の追い込み打ち合わせ!
最初に発表の順番をくじ引きで決め、発表する動画の最終打ち合わせ。今日の発表に向けてチーム内で練
り、撮影し、編集してきた動画を、今一度最終的に話し合い、ブラッシュアップしていきます。
チームメンバーたちは普段は異なる事業所で働いており、遠方にいる場合もありますので、会って話がで
きるとは限りません。チーム内で LINE などのコミュニケーションツールを使い、連絡を取り合い、役割
分担などをして、今日を迎えています。中には一度も顔を会わせぬまま、動画を作成したチームも!最終
チェックに余念がありません。
このレッドカーペットを歩いていくかと思うと、緊張します。
運命のくじ引き。これで発表の順番が決まります。
最終の打ち合わせ。お互いが思っていることを素直に話し合い、調整していきます。
その場で編集して、再チェック。スマホだから作業もしやすいし、誰でも簡単に操作できます。
いよいよ運命の発表!みんなの反応は!?
くじ引きで決めた順番で、それぞれチームメンバーが前に出て、発表していきます。
最初にこの動画を作った想いや、何を伝えたいか、どんな点で苦労したのかなどを発表した後、動画をスクリーンで上映し、みんなに披露します。緊張の瞬間です。
苦労した分だけ、終わった時の達成感はひとしお!自然と笑顔が溢れていきます。それぞれ仕事もしながら、遠方のメンバーとつながりながら完成した作品ひとつひとつに愛着と想いがこめられており、それぞれのチームの個性が出た、とても素敵な発表となりました。
会場後方からレッドカーペットを歩いて舞台へあがる姿は、緊張と期待が入り混じった表情。
スクリーンに自分たちの作品が映し出されるのを見ると、作品づくりの苦労が蘇ります。
作品への想いや苦労したところなどを発表。
参加者全員が他のチームの作品を熱心に見入っています。
発表が終わればこの笑顔!苦労が報われた瞬間です。
YES(よかったところ)とAND(もっとこうしたら…)
今回はそれぞれお互いの作品にみんながコメントを書いていきます。この作品のここがよかった!というところはYESの欄に、もっとこうしたら、もっとよくなる!と思うところはANDの部分に記入していきます。
それを最後に集めて、作品の制作チームで見ていきます。
すると、自分たちの作品がみんなにどのように伝わったのか、どこがみんな良いと思ってくれたのかなどが一目瞭然でわかります。そして、「もっとこうしたら良かった」という意見を取り入れ、次回に活かすことができます。
人に物事を伝えること。
仕事や生きていく上でもとても重要なコミュニケーション力を養い、発信する力を自らで体験・学び、復習することができます。
作品に対してしっかりコメント。 
たくさんの作品を見て、それぞれに意見や想いを書いていく。これも伝える手段のひとつです。
たくさん集まった意見や感想をチームで共有してはなします。
みんなの感想がどうだったか、そしてこれからどうしていきたいかなどのチームの感想を発表します。
まとめの講義、そして感動へ。。。!
最後に福祉業界のこれからのあり方や世の中の動向、そして自分たちが福祉業界でやっていく上で大事にし
ていきたいことや「想い」について内海氏と吉岡先生のフリートークセッションが行われました。
強制されてやるのではなく、なんでもいいから「夢中」になってやることが人間としての成長にもつながり、ひいてはみんなを幸せにできる。そのような想いを持って仕事に取り組んで欲しいとのメッセージが送られました。
静寂に包まれた場内は、このまま講義終了に向かうかと思った時、なんとサプライズが!
各参加者へそれぞれの勤務先の上司からの手紙が届られました!
思いがけないサプライズの手紙をみんなで一斉に開け、それぞれの上司から送られた温かい応援メッセージに目を通すと、「先輩はそんなふうに思ってくれてたんだ」と、目をうるませる場面も。
自分の仕事に自信と誇りをもつことができたところで、「FUKUSHI FILM FESTIVAL」は感動のフィナーレを迎えました。
自分の仕事と福祉の関係を説明する内海氏。
「夢中」になれ!と強くみんなに話す吉岡先生。
食い入るように聞いています。
思わぬ先輩からの手紙。真剣に読み込みます。
先輩たちの励ましの手紙で涙と笑顔が溢れます。
参加者へのメッセージ ~吉岡先生より~
合同入職式・研修会に参加されたみなさん3日間の研修お疲れ様でした。
今回の研修でこれからの福祉・介護を担う多くの皆さんと出会い私自身とても嬉しくなりました。
福祉・介護の仕事は夢と希望、感動やトキメキが日常生活に溢れるとても魅力ある仕事です。そして、一番の醍醐味は心で勝負できる仕事だということです。
だからこそ、辛いことも、しんどくなることもあります。それは自分がちゃんと心をもって目の前の現実と向き合えている証です。つらい時には泣けばいい、しんどい時には休めばいい。いつまでもあなたらしく、人間らしくいてください。どんなに豊富な知識があっても、どんなに優れた技術をもっていても、福祉・介護の現場では心のない人は求められません。求められないサービスの提供は押し売りと一緒です。多くの人から声を掛けられ、必要とされる人でいて下さい。
そして数年後、次は皆さんが後輩に手紙を書く日が必ず来ると思います。その時まで、今と変わらぬ素敵な心を持った皆さんであってほしいと願っています。
研修会に参加してくれたこと、色々な課題に前向きに取り組んでくれたことに心から感謝しています。
トリニティカレッジ広島医療福祉専門学校介護福祉学科 学科長 吉岡 俊昭